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頭に来てもアホとは戦うな!を実践してみた話

世界一受けたい授業」で紹介された「頭に来てもアホとは戦うな!」(田村耕太郎著)を2か月前に読みました

 

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昨夜の「世界一受けたい授業」で今話題の本、「頭に来てもアホとは戦うな!」(田村耕太郎著)が取り上げられましたね。私はこの本を2か月前の7月上旬に購入しています。当時、パート先のキツイ性格の上司に悩んでいました。その人は私より8歳年上の48歳主任(社員)主婦で子供ありです。アパレルshopで基本シフトはその主任と二人で2年ほど働いていました。

主任はバリバリ仕事はできるのですが機嫌が悪くなると商品を置く際にドンッ!と大きな音をたてたり、キツイ物言いになったり、私が丁寧に陳列をしているのに「ちゃんとやってくださいねぇぇぇ」と威嚇したりともうやりたい放題だったわけです。

仕事ができるだけにオーナーも見て見ぬふり。まさに女帝の恐怖政治だわと思っていました。 

7月に、もうこれ以上耐えられない、辞めよう、いや待て待てこの職を失って、他に良い仕事があるのか?と逡巡していた時にこの本に出会いました。

「頭に来てもアホとは戦うな」を読んで、辞める前にまずはこの本の内容を実践しようと思いました。特にその中に「最悪なのは、苦手意識を持つあまりに、一切コミュニケーションを取ろうとしないこと」とあり、まさに自分がやっていたことなので改善して積極的に話しかけるようにしました。

関係は改善できました。

主任との関係は一時的に回復しました。今までは目を見て話すこともないくらいに関係が冷え込んでいて、挨拶と、必要最小限の会話しかなかったのですが、私の方から主任に話しかけるようになってから、緩やかですが普通の会話ができるようになり、私の気持ちも持ち直しました。

このまま平和な日が続けば良かったのですが、ある日お客様からのクレームがありました。主任の不機嫌がMaxになり、私に対しての強烈な嫌味発言「柿本さん、〇〇なこと(←訂正すべき業務)するんですねぇ~」がありました。

普通に注意をすれば良いのに、一緒に働く仲間に注意ではなく嫌味を言う、そんなことあり得ますか??私のメンタルは、ぶっちぎれました。

私は負けたのか? いえ、戦っていません。

この先10年以上も、この上司の元で我慢しながら、何を言われても受け流して働き続けることができるのか?と自問してみました。それは無理でしょう~。最後の方はもうお客様の接客に集中することができずに、主任の機嫌を伺いながら仕事をしてしまっていました。たとえ転職してまた一から仕事を学ぶことになったとしても、自分が笑顔で、お客様も笑顔、働く仲間も笑顔、そんな職場で働きたいと思いました。

結局オーナーに店を辞めるか移動するかを直訴して、別の店舗に移動させてもらうことができました。

私は、他人の顔色を見たり、その場の空気を読んで行動してしまうタイプなので、この本にあるような「自分の目的達成させるために、強い意志でもって他者を自分の意識の中から排除する」という事が出来なかったのです。

しかしこの本から得るものは、たくさんありました。人間関係で悩んでいる方には一読をお勧めします。